Happy Saturday!!
皆様こんにちは、網野でございます。
今日は4月14日、季節はあっという間に移り変わり、飛んでいる花粉もスギ花粉からヒノキの花粉に移り変わりましたね。
花粉症の皆様、鼻の下のガサガサ(鼻かみすぎて)の具合はいかがでしょうか。
ちなみに私は15年ほど前に花粉症が完治して以来、早春から初夏のこの季節が一年で一番好きになりました。
花粉症の治療方法についてはまた今度書かせていただくとして、今日は別のお話を。。
先日、超深夜労働の合間にNHKの「奇跡のレッスン」という番組をみました。
この番組の内容は、各分野の世界的名コーチが来日し、滞在期間中に子供たちと対話を重ねながら指導し、子供たちの可能性をぐんと伸ばすというものです。
自分の子育てにもとても参考になる、大好きな番組です。
今回のテーマは”水泳”で、コーチ役はオリンピック金メダリストも育てたことのある、オーストラリアナショナルチームコーチのピーター・ビショップさんでした。
私は水泳教室も水泳部も経験が無いので、水泳といえば他人のことはあまり気にせず、黙々と自分だけに向き合う競技なのかと思っていました。
しかし番組の中でピーターさんは水泳部の中学生たちに、個人競技の水泳でも「チーム」として戦うことを求めました。
そして良いチームの条件として、「サポート」と「リスペクト」の2点を挙げています。
水泳という競技はとても孤独で辛いもの、だからこそチーム全体が個々人をサポートし、リスペクトしてあげることが大切なのだそうです。
皆様、ピーターコーチのこの考えは、水泳ではなくビジネスを行う会社においても当てはまるとは思いませんでしょうか。
水泳同様にビジネスの世界も厳しい世界です。
その中で会社として成果を生み出すためには、社内の従業員全員が能力を発揮し、自ら考え工夫し、自分の職務を果たす必要があります。
経営者、営業、製造、総務、経理、社食のおばちゃん、清掃係、それぞれ役割こそは違えどその役割に軽重の差はないと私は考えます。
それぞれが相手や他部署をしっかりサポートし、お互いにリスペクトすることこそが会社全体のパフォーマンス高め、成功に導くことになると思います。
かのコリン・パウエル氏(ブッシュjr.政権時の国務長官)も、自らの書(「リーダーを目指す人の心得」)で、自分の執務室の掃除人についてこう記しています。
「毎晩、私の執務室を掃除してくれる人は、大統領や将軍、政府閣僚と同じ人間である。だから私はありがとうと一言声かける。それだけのことをしていると思うからだ。自分のことを単なる掃除人だなどと思ってほしくない。彼らがいなければ私は自分の仕事を全うできない。国務省全体が彼らの肩にかかっていると言っても過言ではない。組織が成功するとき、その仕事にくだらないものなどない。ただ、これほどわかりやすく、簡単に実行できる原理を理解できない、くだらないリーダーが多すぎるだけだ。」
さすがパウエルさん、良いことを言ってくれます。
私も組織の代表として、メンバーのサポートに感謝し、全員をリスペクトすることを忘れないようにしたいと思います。
経営者の皆様も、この点について一度考えてみてはいかがでしょうか。
では今回はこのあたりで。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!^^