何のために働くのか?
・生きていくため
・家族を養い、子供の教育費等を稼ぐため
・仕事を通じて、社会に貢献したいため
・欲しいものを買うため
・将来の備えとして、貯蓄するため
・自己実現のため
・結婚相手を見つけるため
・主人がまたは妻が、離職すると生活に困るから
などなど、様々な意見があると思います。
『働かざる者、食うべからず』という、誰が言ったかは知りませんが
強く社会に蔓延った言葉があります。
皆さんも、一度は耳にした事があると思います。
働かないで、毎日毎日ブラブラしている奴は、最低だ!ということですね。
果たして、そうでしょうか?
生まれながらにして、身体等に重度の障害を持っていて
働くことが出来ない方は、食べてはいけないのでしょうか。
『働かざる者、食うべからず』という言葉は、差別用語です。
人間は人として存在するだけで、価値があります。
差別は、職業についても存在します。
多くの人は、職業というフィルターを通じて、人を評価します。
・お医者さんだから偉い
・風俗嬢だから駄目だ
・夫は、一流企業に勤めているから偉い
・オレは正社員で、あのオバちゃんはパートタイマーだから駄目だ
仕事の本質とは、何ですか?
大人は学校教育の場で「優越感と劣等感」というものを植え付けられています。
そして知らず知らずのうちに「達成感」「嫉妬心」「自己顕示欲」が醸成されていきます。
この物差しで人を評価するので、世の中がおかしな方向に進むのです。
小職は幸運にも、尊敬する方と長年お付き合いをさせていただき
その方から、いろいろな事柄を学ばせていただきました。
その方は、とても無口で謙虚なのですが
その方の数少ない言葉のパッチワークを繋ぎ合わせたのが、以下の文章です。
♦仕事の五段論法♦
➀仕事は、心です。
②心が正しくなければ、仕事も正しくありません。
③仕事をする前に、まず心を学ばなければなりません。
④自分の利益のために、仕事をしてはなりません。
⑤自分の心の修行のために、仕事をするのです。
こじまあきら書く