私の取り組んでいる弁護士業務の一つは、労働問題です。その労働問題の多くは、企業側の代理人、あるいは企業へのアドバイスという形で行っています。
私のところに相談がある案件の多くは、すでに紛争となっている段階で持ち込まれます。特に、初めての依頼という場合は、100%に近い案件が(元)従業員から訴訟や労働審判を起こされたというものや、弁護士から内容証明郵便が来たといった紛争が現実化したものです。
このような労働紛争を扱っている中で、労働紛争が起こる原因の一つは、コミュニケーション不全にあるのではないかと感じています。
コミュニケーション不全と労働紛争
2018年9月15日