(まず初めに、台風21号及び北海道を震源地とする地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。)
前回のブログで、山口さんから「社内にある無用の長物となった仕組みを変えていくためのヒントを各メンバーがそれぞれの視点から今後少しずつご紹介していきます。」というパスが飛んできましたので、そのパスを受取り、私も自分なりの視点で、企業再生、企業活性化のアイデアを提案していきたいと思います。
王子経営研究会のブログ立ち上げ以降、私が今まで一貫して訴えてきたことは、「組織内部のコミュニケーション」の重要性です。
組織にとってのコミュニケーションは、人体を流れる血液とよく似ています。血液の流れが悪くなると、体の一部が壊死するばかりか、最悪死に至る可能性もあります。それと同じように、組織内部のコミュニケーションが不足すると、組織の一部のみならず、全体に悪影響が生じます。そして昨今の企業不祥事等が生じた原因の一つに、コミュニケーションの「質」と「量」に問題があったことが挙げられると私は考えます。